1日中立ち仕事をしていたり、活発的な方は朝よりも夕方の方が靴のサイズが小さくなった・・と感じた事はありませんか?

 

これはいわゆるむくみが原因です。血液や体液が上から下へと移動する事で全身がむくみ、特に足周りがパンパンに腫れ上がってしまうと言う訳ですね。

 

ですが、これは一時的なものでして、仕事を終えて一晩ぐっすり眠れば元に戻るのが普通です。特に問題はありません。ですが、注意をしなければいけないのが妊娠初期に現れるむくみです。

 

この場合はすぐに治まるものではなく、妊娠をしている期間中は悩まされると言う方が非常に多いです。朝になっても足を押しても指の跡が付くなど、むくみがなかなか解消されて行かないんですよ。

 

特に妊娠中は、妊娠高血圧症候群と言った症状も起こりやすい状態。むくみが起きたらまずは注意のサイン。普段の食事の中から極力塩分を控えるようにし、毎食ヘルシーな食事を心がけるようにして行きたいものです。

 

おすすめな食品はカリウムを多く含む、バナナやきのこ類のようなもの!カリウムは体内に溜まった水分を排出させ、妊娠中のむくみを解消させてくれる効果がありますので、積極的に摂って行きましょう。

 

気虚の方の場合は?

 

胃腸が弱く身体の巡りがあまり宜しくない気虚タイプの方は、普段からもむくみやすいのが特徴ですが、妊娠でホルモンバランスが変化する事でよりむくみやすくなるのが一般的です。

 

特に妊娠初期は、お腹の赤ちゃんの脳や神経を形成して行く大切な時期で、大量の血液を必要とします。多くの水や血液を体内で循環させていかなければいけませんが、気虚タイプはその能力に乏しいためむくみを引き起こすのです。

 

特につわりで吐き気に悩まされたりすると、食事が摂れず血液が作り出されずに苦労する事も。そんな時には鉄分を多く含んだ妊活サプリなどが救世主となってくれます。食欲が無い時などでも手軽に補えますので安心できますね。

 

血虚な方の場合は?

 

元々血液量が少ないのが血虚タイプですが、血液量の低下、そして水分摂取量が少なくなってしまいますと、指先など末端部分まで血液が回らずむくみや冷えの原因となってしまう場合が多いです。

 

血液が回らなければ代謝が促進されていきませんので、身体全体が重くむくみやすくなってしまいます。むくみ解消のためには水分を身体が排除する事なのですが、そのための血液が不足している状態である訳です。

 

ただ、他のタイプと比べれば比較的妊娠中でのむくみは軽めである傾向になります。程度こそ軽いものの、血液が停滞してしまっているので血色悪く色味がかったむくみになるのがデメリットであると言えます。

 

まずは血を補うために、鉄分に優れたほうれん草やぶどうと言った食材を補うようにしましょう。栄養価の高い食事を継続して行く事で、血虚タイプであっても体質が改善、全身の巡りを良くする事が出来るんです!

 

瘀血な方の場合は?

 

普通むくむと言うとブヨっとした触感になるのが一般的ですが、瘀血タイプの方の場合はカラッとした肌の状態でむくんでしまうパターンが多いです。

 

血が滞っているタイプですので、見た感じも血が流れていないのを感じられる肌の色である事、そしてくすんで見えてしまうためお肌の悩みを抱えてしまう妊婦さんも多いようですね。

 

そしてむくんでいる所を押してみると、中にこりっとした部位があり、「ガングリオン!?」と勘違いをしてしまうかもしれません。ですが、これも瘀血の方のむくみの代表的な特徴の1つになります。

 

触ると痛みを感じてしまいますので、これはもしかして重大な病気なんじゃ・・と思うかもしれませんが、ただのむくみである場合は心配をする必要はありません。まずは瘀血を改善させるための対策を取って行きましょう。

 

気滞の方の場合は?

 

朝起きたら顔がむくみパンパンに腫れていて、外に出られない・・!こんな経験もありますよね。

 

これは気滞タイプに起こりやすい妊娠中のむくみでして、上半身の中でも顔に影響が現れやすいのが特徴です。しかも、他のタイプが夕方に起こりやすいのに対し、起床直後や午前中に実感しやすいのがこのタイプ。

 

妊娠をすると新たな命を授かったのだ、これからが不安で仕方がない・・などと言ったストレスを感じやすいものです。このストレスが気の巡りを悪くさせてしまいますので、まずはストレスを溜め込まないような生活を送りましょう。

 

自力で解決して行くのも良いですが、どうしても精神的にも苦痛に感じる事が多くなってきたのであれば、パートナーである夫の助けも遠慮せずに受けて行く事が大切です。夫婦2人で出産を乗り越えてこそ、妊活が成功していくのです。

 

陰虚の方の場合は?

 

体内の水分が何かと不足している事が多い陰虚タイプの方は、妊娠によって胎盤周りに水分が集められる事で、より発汗がしにくい体質へと変化して行ってしまいます。

 

身体の70%は水分で出来ているため、常に少ない状態がキープされているとこれ以上水分を外に出さないようにする働きが身体の中で起こります。つまり、尿や汗として体外に排出されずに出来る限り体内に留めておこうと言う働きが起こるのです。

 

そのため、むくみを解消させてくれるための水分が無い状態がこの陰虚タイプ。まずは体内の水分の巡りを活性化させるために、スイカやキュウリのような利尿作用を高める食材を摂りつつ、適度に水も飲んでいく事が望ましいのです。

 

痰湿の方の場合は?

 

陰虚タイプとは逆に、体外に水分が排出され辛い痰湿タイプの方の場合は、水の量が多いにも関わらずなおかつ巡りが悪いと言う1番最悪な条件が整ってしまっています。

 

体内に水分が滞る⇒水分が身体を冷やす⇒より代謝が悪くなるの悪循環が続いている状態。なかなか水分が排出されずに溜まって行きますので、ただ妊娠によるむくみが起きるだけでなく、痛みを伴ってしまう場合があります。

 

ですが幸いな事に何か対策を取って妊娠時に悩まされるむくみを解消して行くのではなく、食生活を改めて行けば痰湿タイプはアッと言う間に改善されていきます。むくみとなる塩分や脂っこいものは極力控えるようにして下さいね。

 

妊娠中は高血圧になるのは母体にも赤ちゃんにも好ましくありませんので、むくみを解消すると同時に理想的な健康状態をキープ出来ますのでまさに一石二鳥であると言えます。