妊娠初期にもむくみは引き起こされてしまいますが、実は初期だけでなく妊娠中期にも同様に身体がむくんでしまう場合もあります。

初期の頃はホルモンバランスの変化によって体質が変わるものが原因でしたが、妊娠中期のむくみは運動不足によって身体のバランスが悪くなってしまう場合や、お腹の赤ちゃんが成長する事で脚から心臓へ戻る血液の流れが悪くなってしまって起こるものとの2種類があります。

そしてこの時期まで吐きつわりが長引いてしまっている場合は、食事もろくに摂れなくなってしまいます。その結果、栄養バランスが悪くなってしまい推動作用と呼ばれる血液や体液を巡らせる働きが低下してむくんでしまうのですね。

このむくみは放っておくのはとても危険!症状が酷くなってしまう事で、静脈瘤と呼ばれる危ない状態になってしまう場合があるんです。静脈瘤と言うのは、血流が悪くなって血液が血管内で蓄積され、こぶのように膨らんでしまう事を指します。放っておくと壊死をしてしまう危険性も・・・。

これを予防するためには、やはり妊娠中期であっても適度な運動をこなす事が大切です。軽めの運動は心肺機能を高めてくれるだけでなく、血流を良くしてむくみを改善してくれる効果もあるんです。

気虚な方の場合は?

いつも足を押すとなかなか戻らないようなむくみを感じている場合がほとんどなのが、気虚タイプの方の特徴です。常にだるさや眠気、倦怠感を感じている場合が多く、身体も冴えない日々。

また、脚に力がなくて筋肉量も少ないですので張っている感じがあまり見られないのも当てはまりますね。気虚タイプは全身の力や気が不足していますので、代謝能力を司る器官の機能が低下し、むくみを引き起こしてしまいます。

ただ幸いな事に、気虚タイプはしおれたミカンのようなむくみかたをし、パンパンに張ったような静脈瘤特有の腫れ方はしません。そのため、妊娠中期であっても静脈瘤になる可能性は極めて低いと考えてよいでしょう。

血虚な方の場合は?

血の流れが極めて悪いですので、ただむくんでいるだけでなく肌が青紫色のような状態を伴うケースが多いのが血虚タイプの特徴です。

最近鏡で自分の顔を見ていると、何だか青白いような印象を受けませんか?そして、それほど強い冷房が付いていないにも関わらず、寒気を感じやすいですので慢性的なむくみに襲われやすいのです。

血虚タイプは身体と心が互いに影響しやすく、何か不安な事や心配に感じる事が多いとむくみが悪化しやすいと言われています。特に妊娠をして出産をすると言うのは、人生の中でもかなり大きなイベントになります。

不安に感じてしまうのも仕方はありませんが、極度の心配は血液不足のもと。まずは血液を補うために妊活サプリなどから鉄分を取り、むくみを解消してくれるようなハマグリを取ると良いでしょう。

瘀血な方の場合は?

瘀血タイプが他のタイプと違うのは、ただむくむのではなくて青タンのような肌色を伴ったり、やたらと肌が乾燥してしまうのが1番の特徴になります。

そして厄介なのが、むくんでいる箇所に軽く触れてしまっただけでも痛みを感じる事。夫が心配をしてさすってきたとしても、あまりの痛さに跳ね除けてしまって気まずい空気を過ごしてしまう事も・・。

朝よりも夕方、特に深夜帯に痛みを感じやすく、眠っている最中に起きてしまうのも最悪なポイント。どうしてこんな症状が出るのかと言えば、やはり身体の冷えが原因です。特に夏場で冷房を強めにして過ごしている方は要注意ですよ。

まずは妊娠中の瘀血対策に効果的であると言われている酢のものを食べ、むくみ解消に良い食材を食べるようにして妊娠中も快適に過ごせられるのが理想的ですね。

気滞な方の場合は?

気滞タイプは下半身にむくみが溜まりやすく、上に向かって張っている感覚が味わえるのが特徴となっています。

瘀血タイプ同様に、むくみ箇所に刺激を加えるとギュッとした痛みを感じやすいです。冷房などで代謝が下がってしまうのもそうですが、気滞の方は強いストレスでむくみが悪化してしまいます。

お腹の赤ちゃんが大きくなって体重が増えたことによる身体的な負担、そしてつわりなどでストレスを感じる環境にあると気の流れが滞ってしまい、むくんでしまうと言う訳ですね。

精神的にリラックス出来る環境づくりと言うのはとても重要で、気が休まる事で自然とむくみが解消されていく場合がほとんど。気を休めると共に、真鯛を使った料理を食べて心身ともに力を蓄えておきましょう。

陰虚な方の場合は?

陰虚タイプはそれほどむくみには悩まされない場合が多いです。あまり冷えを感じない体質ですので、血液の流れもそれほど心配をしなくても大丈夫です。

その代わり感じやすいのがほてりですね。むくみを覚えやすい時は夕方以降。また、妊娠当初から吐きつわりなどに襲われ体内の水分量が減少した状態が慢性的に続くと、全身の血液がお腹の赤ちゃんを守ろうと胎盤に集中するようになります。

つまり、母体側への血液量が少なくなってしまうのですね。そして代謝が低下してしまうとむくんでしまうのです。対策としてはまずは水分が不足しないように、こまめに水分補給をしましょう。

痰湿な方の場合は?

体内の水分がいつまでも残り続けますので、腫れているようなぼよっとした感じのむくみなのが痰湿タイプの特徴であると言えます。

妊娠をしていない時にも常時むくんでいるのは、痰湿タイプであると言えるのです。厄介なのが、妊娠中は赤ちゃんに水や血液を取られてしまうため、水分を補おうと喉が非常に乾きやすくなります。

つまり、水分が蓄積されている状態に水分をつぎ込む訳ですから、むくみが深刻化してしまうのです。それだけでなく、脂っこい物や糖分を多く含むお菓子などを多く食べると、水を取りこみやすくなってしまうんですね。

まずは余分な水分を体外へ排出させるために、アサリをふんだんに使ったお味噌汁を飲んで、身体をポッカポカに温めておきましょう。