妊娠をしてお腹に新たな命を授かった後、赤ちゃんは通常頭を上にした状態ですくすくと成長をして行きます。これがだいたい妊娠をし始めて28週目まで続きます。

その後、妊娠中期~後期になるにしたがって、赤ちゃんの身体も大きくなります。すると下半身よりも頭部の方が重くなりますので、自然と頭が下に足が上になるのが一般的なんですね。

ところが、何らかの原因で頭が下にならない事を逆子の状態と言い、逆子になってしまうと出産時の負担も大きくなってしまうなどあまり良い状態であるとは言えません。

どうして逆子になってしまうのか。それは、赤ちゃんがお腹の中で動くための筋腫と呼ばれるものが子宮内にある事や、母体との酸素と栄養の架け橋であるへその緒が極端に短いなどがまず原因として考えられます。

その他にも、妊婦さん側の体調も大きく影響する場合があり、妊娠中は体温が上昇するものですが、元々冷え性を感じやすい方の場合はお腹の中も冷え切っている可能性があります。お腹が冷えると、赤ちゃんとしても冷えるのを嫌って頭を下に向けたがらない傾向もあるようです。

へその緒の長さなど、物理的なものはどうしようもありませんが、冷えと言うのはある程度改善出来ます。まずは、きちんと栄養を摂り身体をポカポカにしてあげる。

そのために妊活サプリのような妊婦さんに必要な栄養素が摂れるサプリメントを活用しても良さそうですね。

気虚な方の場合は?

気虚タイプの方は気が不足してしまっていますので、胎動をあまり感じられなかったり或いは胎動そのものはあるんだけれども、ゆっくりと落ち着いた動きになるのが特徴です。

妊娠後期になると度重なるストレスや、妊娠初期から教われるつわりなども相まってぐったりと元気が無くなってしまうんです。そのため、お腹に力が出ませんし、赤ちゃんも小さく生まれてくる可能性が高いと言えます。

原因として考えられるのはやはり、疲れなどでなかなかご飯が食べられない事。本来であれば妊娠&出産に備えてたくさんの栄養を摂らなければいけないのですが、栄養不足によって身体の器官が上手く機能しなくなるんです。

まずは栄養不足による冷えを何とかしないといけませんので、お医者さんに相談後お灸などで体を温める事をおすすめします。もし、まだ妊娠中期であるならば妊活サプリで栄養を補っておきましょう。

血虚な方の場合は?

血虚タイプの方は全身の血液が少ない事から、一般的に逆子になるタイミングである28週以降も頭の向きがそのままであるケースが比較的多いのです。

ただ、実際にはそれほど問題ではなく、時間の経過と共に自然逆さまになってくれますので心配はいりません。どうして28週を経過しても赤ちゃんの向きは変わらないままなのか。それは血液不足にあります。

血液は酸素や栄養を運んでくれる役割がありますので、母体だけでなく赤ちゃんにもあまり栄養が行き渡らなくなるんですね。そのため、お腹の中での成長が遅くなってしまいますので、逆子になるタイミングが遅いのです。

なかなか逆子にならないと必要以上に不安に感じるのはあまり良くありません。これまで通りのストレスフリーな生活を心がけて下さいね。

瘀血な方の場合は?

瘀血タイプはお腹をさすってみると固いしこりに気が付く事があるのが特徴です。そして、このしこりが赤ちゃんの胎動を妨げてしまう可能性がありますので要注意。

もし、胎動が常に同じ部位で起こる場合や胎動があるけれども力を感じにくいのであれば、お腹の中で赤ちゃんが姿勢を変え辛いため逆子になっている可能性が高いのです。

やはり瘀血と言って、血が滞ってしまうとそれが子宮内でも発生します。さらに問題なのが、血の巡りが悪いと栄養や酸素を運ぶ力も低下してしまいますので、赤ちゃんそのものにも元気が無くなってしまうケースも。

この場合は栄養面の改善よりも、身体をポカポカに温めてくれるお灸が効果的です。医師の指導のもと、どのようなお灸を据えれば良いのかを相談してみましょう。

気滞な方の場合は?

気滞タイプは気虚タイプとは違って、お腹の張りが強いのが特徴です。ただ、共通点としましてはやはり胎動があまり強くないと言う点でしょうか。

お腹の張りはあまり好ましくなく、張ってしまう原因として挙げられるのは妊娠中のストレス。特に仕事をしながら家事までこなしていると言う方は、ストレスを溜め込みやすいので注意が必要です。

ストレスもそうですし、温度の影響も受けやすく、身体が極度に冷えてしまいますとさらに症状が悪化してしまう場合も。これが原因で気が滞ってしまいお腹や全身にガスが充満してしまうのですね。その結果赤ちゃんが動き辛くなってしまうんです。

気滞タイプの改善策はやはりストレスと上手く付き合う事。妊娠をしている以上は何かしらのストレスに襲われますので、それを上手く発散できる趣味などを見つけておくのがおすすめです。

陰虚な方の場合は?

水が少ないのが陰虚タイプの特徴ですので、お腹を触った感じ若干乾燥気味で潤いを感じられないのが見受けられます。筋張った感じと言いましょうか。

原因は日頃の水分不足。潤いが足りていませんので赤ちゃんも上手くお腹の中で動き回れないんですね。陰虚と言うのは、偏食や水分不足が原因で体内に必要な水分まで不足している状態。

子宮内も羊水もすべては飲み水が材料として作られていますので、胎動を感じられない場合が多いんです。肌が乾ききってなかなか胎動も来ないと、お腹の赤ちゃんは大丈夫なのかと不安に感じてしまうもの。

まずはどれだけ飲みたくなくても、必要最低限の水分を補給しましょう。常温のお水であれば、お腹の冷えを感じる事無く水分を補給できるのでおすすめ。

痰湿な方の場合は?

身体の中に不要な脂肪や水分を溜め込んでいる痰湿タイプは、母親の脂肪組織が胎動を妨げてしまっている可能性が高いです。

痰湿と言うのは精神的なものと言うよりかは、生活習慣などがもろに反映される状態です。例えば、脂っこいものを好んで食べる、飲料水は基本ジュースだ、などは痰湿の原因です。

そして必要以上に蓄えられた脂肪が血液の流れを妨げてしまって、赤ちゃんに栄養が上手く届いていない状態になってしまうのです。子宮に痰湿が形成されますので、赤ちゃんも動き辛く・・。

まずは低カロリー中心の食事にし、むくみマッサージで不必要な水分を外に出す事を心がけましょう。