基本的には妊娠も後期に差し掛かる頃になりますと、陣痛が起きるのです。子宮が赤ちゃんを外に押し出すとする働きが起こり、子宮口が開くときの痛みが陣痛ですね。

ところが、何かしらの原因によって出産予定日であるにも関わらず、陣痛に見舞われないケースや陣痛が来たとしても、「あれ、こんなもん?」と言ったさほど強くない陣痛が起きる場合もあります。

このように出産間近に陣痛が起こらない、或いは微弱陣痛が何度も続くようであれば原因を探る必要があります。そして、多くの場合は食事が足りていないケースがほとんど。栄養が回らないため身体の機能が衰えているのですね。

やはり元気な赤ちゃんを産むのであれば、適切な食事と栄養を摂って全身や下半身中心に熱をもたらしてあげる事が大切なんです。身体が冷え切っているから、陣痛が起きなかったり子宮の働きが低下してしまうんですよ。

そして、妊娠後期はお腹が大きくなってきていよいよ動くのがとてもしんどい時期ですが、ある程度の運動は欠かせません。まずは、家の近くをぐるぐる回るなど、辛い時期なのは分かりますが適度な運動もこなすようにして下さいね。

気虚な方の場合は

気虚タイプの方の場合、臨月に差し掛かる前あたりからお腹は風船のようにピンと張るのですが、出産予定日を迎える頃にも本格的に陣痛が起きない場合があります。

出産直前のような強い陣痛が来ないのはもちろんの事、微弱陣痛すら訪れないため「本当に赤ちゃん産まれるのかな・・?」と精神的にも不安に感じてしまうものです。

ただ、これの原因は気の不足になります。気が弱くなってしまった結果、胃や腸などの内臓を活発にさせる力が弱まっていますので、赤ちゃんを産むための子宮の働きも鈍ってしまっているのです。

食事や妊活サプリなどを上手に使って、栄養がきちんと確保出来た妊娠生活を送っていれば心配は無かったのですが、食事が疎かになっていたり高齢出産の場合に多く見られるようになります。

この場合はまずは落ち着いて、身体を温めるような生活を優先させましょう。

血虚な方の場合は

血虚タイプも気虚タイプ同様に、お腹が突っ張る感覚こそあるものの、陣痛が起きる頻度はそれほど高くありません。

激しい痛みを伴う陣痛や、子宮がギューっと収縮する時間も短いのが特徴。そして、血虚タイプは血が少ないですので、身体全体の温度が低めにある傾向が強いです。

お腹も冷え切ってしまいますと、子宮の働きが鈍くなってしまった結果陣痛が起こり辛いと言う訳ですね。特に身体の一部だけ血虚になっていると、その部分の機能が一気に衰えてしまうものです。

子宮に集まる血液が少なくなってしまった場合、赤ちゃんの通り道である産道に潤いが足らなかったりしますので、スムーズに赤ちゃんがお腹から出て来なかったりする場合も考えられます。

瘀血な方の場合は

陣痛が途切れ途切れに発生するのが瘀血タイプの特徴であり、さらに厄介なのが出産が必要以上に長引いてしまう事。体力を使いますので、出産後はぐったりしてしまいます。

慢性的に生活習慣の乱れなどから瘀血があるような方の場合、子宮筋腫と言って胎動の妨げの原因になっている事も考えられます。その結果、陣痛が来たり来なかったりが繰り返されるのですね。

さらに、夏場の冷房が効いた部屋に居続けたりしますと身体の冷えや気の滞りによって瘀血が形成されてしまいます。その結果、子宮までの道のりが塞がってしまって栄養が赤ちゃんに上手く届けられていない事も。

こんな方におすすめなのが、体温の上昇が期待出来て子宮の働きを活発化させてくれるヨモギです。

気滞な方の場合は

これから赤ちゃんを産むんだ・・と言うドキドキ感やワクワク感を極度に感じてしまうと、楽しみではあるんだけれどもそれがかえって強いストレスに変わりやすいのが気滞タイプです。

心と体は密接な関係にありますので、ストレスを感じるとコルチゾールと言うホルモンが分泌されるようになり、身体の機能を低下させてしまうのです。そのため、陣痛が来なかったり弱かったりするのです。

ストレスや不安は気の巡りを悪くしてしまいます。気の巡りの低下は、お腹へ適切な栄養を送る事が困難になってしまいますので、母親的にもお腹の赤ちゃん的にも好ましい状況であるとは言えません。

元から強い不安を抱えやすい方に起こりやすいですので、まずは心を落ち着かせてくれて陣痛の痛みを緩和してくれる山芋などがおすすめですよ。

陰虚な方の場合は

水分の低下によって、お腹が張っている感覚を始め、陣痛が起きているのかすら気づきにくいのが陰虚タイプになります。

身体の潤いが不足しているため、体温を冷ます水がありませんので常にほてりを感じるケースも。体温の上昇によって全身の血液も普通よりも低下している場合もありますのでご注意下さい。

陣痛を感じにくいのは身体の表面だけでなくて、子宮内も水分が不足して乾燥をしているから。特に妊娠期間中は体温の上昇に伴い、水が不足しがち。非妊娠時よりも意識をして水を飲まなければいけません。

やはり大切なのは食事です。きちんと栄養を蓄えてその上で水分や血液を補充してくれる柿をデザートに食べてみるのも良いですね。

痰湿な方の場合は

ジンジン来る陣痛と言う痛みよりも、痰湿タイプの方の特徴としまして重くのしかかるようなどっしりとした痛みに襲われがちなのが特徴であると言えます。

痰湿になってしまう原因は、野菜などをあまり食べずに塩辛いものばかりを食べる偏食によって起こりがちです。脂肪を身体に蓄えるだけでなく、むくみで水分も増加して体重も非常に重いんです。

その食生活が妊娠中であっても継続され、お腹の中に赤ちゃんがいるにも関わらず食事を適当に済ませ、甘い物やジャンクフードを食べていると身体の中に痰湿が作られていきやすいと言う訳なんですね。

この重い脂肪や水分は代謝を低下させる原因で、陣痛が起きにくくなるんです。まずはヘルシーな豆腐を多く摂るようにしましょう。むくみや余分な水分を身体の外に追いやってくれます。